障がい者手帳等をお持ちの方(必ずしも手帳が必要ではないです)が、一般的な就労にチャレンジしたものの、雇用に至らなかった場合、就労継続支援A型事業所(以下:就A)を利用して給料をもらいながら、職業訓練を受ける事ができます。
【探索】
そもそも、就Aがどこにあるのかを知る方法は以下のようなものがあります。
・ハローワーク(専門窓口)やお住まいの市区町村の障がい福祉窓口、障害者就労・生活支援センターなど公共機関
・福祉・保険・医療情報WebサイトのWAM NET(ワムネット)
・インディードやタウンワークなど求人広告媒体(Web)
・福祉事業所のポータルサイト(Web)
・計画相談事業所や居宅サービス事業所などの、他の福祉サービス事業所
【調査】
通い易く、気になる事業所が見つかれば、公式ホームページなどを確認してリサーチしましょう!
令和03年以降、就Aではスコアの導入・公開が義務化されているのでスコアを確認するとよいでしょう。
初めてスコアを見ても良くわからないですが、130点以上の事業所がおすすめです。
【問合せ・見学】
簡単にリサーチができたら、事業所に問合せをして、施設見学の申し込みをしましょう。
実際に見学することで、職員の対応、一緒に働く利用者の雰囲気、作業内容なを理解する事ができます。
必要に応じて、作業体験のお願いしても良いと思います。
【応募・面接】
概ね、事業所の事が理解できたら、面接に応募しましょう!
多くの事業所では、ハローワークの紹介状を求められるので、お近くのハローワーク(専門窓口)で
面接を受けたい事業所の求人票の問合せましょう。ここで、ハローワークの職員が、事業所に問合せを行い
面接日の設定が行われ、紹介状を入手することができます。
紹介状と履歴書、その他事業所から依頼された書類を持って、面接日に事業所へ訪問しましょう。
面接では、ご自身の働き方の希望や目標、支援してほしい事、配慮してほしい事など、
遠慮せずにしっかりと伝える事を心がけましょう。
【受給者証の申請】※福祉サービスを初めて利用する場合
就Aは、原則18歳以上65歳未満で、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害や難病がある方が利用対象となります。 初めて福祉サービスを受ける方、または受給者証に就労継続支援A型の設定がない方は、 お住まいの市・区役所の障害福祉窓口で受給者証の新規申請・変更申請を行ってください。
特に、初めて福祉サービスを受ける方は、新規申請の申し込み後、認定調査(調査員によるヒアリング)が必要となります。 認定調査の日程は地域によって1か月~2か月程度かかることがある為、面接の応募と並行して行う事をお勧めします。 多くの自治体では認定調査の日より、就Aのサービスを受ける事が可能となります。
どの事業所でも概ね同じような流れだと思いますが、 1日でも早く、適切なサービスを受けることができるように、進め方も事業所に確認しましょう。
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